北海道白老町字社台

2014年07月26(当時65歳)


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Road Map :R36、社台付近に”樽前ガロー”の道標あり、別々川沿いの道々を北上する。
Route Map:東屋がある駐車場から見晴台までを往復する。
日本の滝百選』滝見道が通行禁止、廃道になっており、滝壺まで行くことが出来なかった。
インクラの滝(ウィキペディアから)
 滝の名称である「インクラ」とは、この地に切り出した木材を運ぶインクライン設備があったことに由来する。 別々の滝の別名がある。 落差は約44m、滝幅は約10mあり水量も多く名瀑の一つとされているが、凝灰岩質の脆い地質条件のため姿形がよく変わる。

・国道36号社台地区から山側へ入り、途中から林道をたどる。
・駐車場から遊歩道を徒歩で約15分の場所に見晴台がある。
かつては滝直下までの遊歩道があったが、落石の危険等のため立入禁止となっていた。 2009年(平成21年)12月に遊歩道及び見晴台が完成し、滝の全景が眺望できるようになった。
〔002〕インクラの滝 (落差44m)
前日の移動
風不死登頂後は苫小牧の温泉で汗を流し、”インクラの滝”を探すべく白老町に入って行くが、林道であり場所が特定出来なかった。 車でウロウロしていると、やたら ”樽前ガロー”への道標が多く、最初はレストランかその類の店の名前かと思っていたが、それは渓谷の名勝だった。 その近くの空き地で車中泊する。
樽前ガロー
樽前ガロー(ウィキペディアから)
  樽前山の南側山麓に位置し、河川が渓岸の凝灰岩を浸食し、切り立ったゴルジュ地形を見せる。 ほぼ垂直に近い切り立った斜面には、コケが一面に張りついており、緑のカーテンを拡げているような奇観を呈している。 コケの種類はエビゴケ、オオホウキゴケなど60種類以上に上る。 またヤマセミ、キセキレイなどの野鳥も見られる。ガローとは、切り立った崖という意味。 1979年に苫小牧市の自然環境保全地区に指定された。

国道36号にある「樽前ガロー」の看板から、山側へ林道を4kmほど進んだ所に見られる。 遊歩道や橋の上から足下の崖と渓流をのぞき込める程度である。近年、コケが衰退傾向にある場所があり、立ち入りが規制されている場所があるので現地の表示に従う必要がある。
2014年度の北海道遠征
帰宅後、ネットで”樽前ガロー”を調べると綺麗な写真が一杯出てきた。
その中の写真であるが、渓谷に下りられる道を探したのだが、
自分で見た限りでは渓谷に下りられる感じはまったくしなかった。
後から思えば頑張りが足らなかった。
”樽前ガロー”に関しては何の予備知識も無く、レストランか民宿の
名前と思っていたが、ガイド板を見て初めて内容を知り、
これは見に行かなくてはとなった。
道路の橋の上から見た”樽前ガロー”の上流側。
水量が多く、この時点では渓谷に下りられる感じは
まったくしなかった。 時間が早朝だったので陽が射さず、
大きなドブ川に見えた。
同じく下流側を見る。 両側は絶壁で、ここに下りる
ことは考えられなかった。 ネットの写真はどこから
下りたのだろうか?
カーナビに出て来る林道とインクラの滝の位置が離れており
遊歩道入口を見付けるのに苦労した。 遊歩道入口は2ヶ所に
あったが、滝に近い方に車を停めた。
まずは東屋で朝飯とする。 虫は少なかったが、初めて香取線香を
登場させる。 札幌の山友が持たしてくれた5Lのペットボトルが
有効だった。
ササ原の道は綺麗に刈り払いされていた。
ただ、下からの遊歩道はササが歩けない程に茂っていた。
上の遊歩道からが正解だった。
下の遊歩道入口もそうだったが、遊歩道入口はクローズされていた。
平成26年7月8日での通行止めとは1ヶ月も経っていない。
北海道まで来てこれにひるむ訳には行かないので入ってみる。
15分程で見晴台への階段が出て来た。
滝見道は更に続いていたが、刈り払いされていな
薮道だったので、これ以上進むのは止めにした。
綺麗な滝に見えたが、砂防堰堤だった。
見晴台に上がると余りにも遠い所に ”インクラの滝”(落差44m)が
望めた。 で、崩壊箇所はあったのか?、1ヶ所、落石している箇所が
あったがあれがそうなのか? 大した崩壊では無かった。
ズームで撮ってみるが、空気が霞んでいるので綺麗な写真にはならない。
更に拡大してみるが、見通しの悪さは越えられなかった。
”ウィキペディア”から頂いた滝下からの写真。 何とか滝下まで行こうと道を
探すが、滝下までの道は閉鎖されてから年月が経つのか、ササで覆われてしまっ
た様だ。 沢登りで遡上する手があるが、今回はそこまでの気力が湧かなかった。
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2024年8月4日更新
帰宅後にネットで調べたガローへの下り口。
橋までは来ていたが、標識、目印が無く下り口には気が付かなかった。
これもネットで見付けてきた写真。
ガローに下りることが出来ればこの景観が見ることが出来たのだろう。
滝見用の見晴らし台に上がってみる。